<プロボクシング:東洋太平洋スーパーライト級タイトルマッチ12回戦>◇20日◇東京・後楽園ホール◇1350人

 王者の佐々木基樹(35=帝拳)が逆転勝利で2度目の防衛に成功した。3回、挑戦者の同級1位金判洙(24=韓国)の右フックでダウンを喫したが、5回に反撃。右フックで挑戦者の動きを止めて一気に連打を続け、2分43秒、レフェリーストップでTKO勝ちした。「ダウン後から記憶がない」と苦笑いの佐々木だが、世界再挑戦へのステップとしてライト級に階級を下げ、東洋太平洋3階級制覇を狙う意欲もみせていた。