WBC世界ライト級王座に挑戦する佐々木基樹(35=帝拳)の同僚で、WBA世界スーパーバンタム級王者下田昭文(26)は、7月9日(日本時間10日)に米国で控える初防衛戦に向け、試合前最長の10ラウンドのスパーリングを消化した。中盤以降はロープ際に追い込んでの連打など強引に攻めるシーンもあり、前傾姿勢気味に出る挑戦者ラモス(米国)の足を止めるようなファイトもみせた。「長いラウンドはこれが最後。集中力を保って強引にいけるところはいけた」と収穫を口にした。