WBC世界ミニマム級王者の井岡一翔(22=井岡)がKO宣言した。2日、大阪市内の所属ジムで初防衛戦(10日、東京・後楽園ホール)に向けたスパーリングを打ち上げ、順調な仕上がりを披露。挑戦者エルナンデス(24=メキシコ)はKO率68%の強打者だが「格の違いを見せたい。判定は考えてない」とKO決着に自信を見せた。国内最速7戦目での王座獲得から半年ぶりのリング。テレビ放送はサッカー日韓戦の直後が予定されている。井岡は「ボクシングを注目してもらえるきっかけになれば」と、サッカーに負けない熱い戦いを見せる意気込みを示した。