ボクシングの元世界2階級(WBCバンタム級、同フェザー級)王者の長谷川穂積(30=真正)が12日に神戸市内で会見を行い、第7肋骨(ろっこつ)骨折のため17日に予定していた再起戦(神戸市立中央体育館)を延期することを発表した。その他の選手の試合は予定通り実施される。長谷川は王座陥落から約8カ月ぶりにフェリペ・カルロス・フェリックス(メキシコ)とノンタイトル10回戦に臨む予定だったが、5日のスパーリングでパンチを受けて肋骨を痛めたという。全治1カ月と診断された長谷川は「残念。試合は治り次第、すぐやるつもり」と話した。