日本プロボクシング協会が13日、都内で袴田巌事件の現状と課題と題した特別セミナーを開いた。他の冤罪(えんざい)事件を含めて取材してきた、ジャーナリスト鳥越俊太郎氏らを招いてのトークイベント。来週にも証拠のDNA鑑定結果が出るとみられ、支援の輪の広がりが訴えられた。3人の新旧世界王者ら約50人が参加し、現役王者内山高志(32)は「同じボクサーとして、少しでも支援に役立ちたい」と話した。