ボクシングのWBO世界バンタム級王者・亀田和毅(22)と同級暫定王者・アレハンドロ・エルナンデス(28=メキシコ)の統一戦の入札が8日(日本時間9日)、プエルトリコの同団体本部で行われ、亀田側が興行権を落札した。亀田側に近いウォリアーズ・ボクシングが60万3000ドル(約6030万円)を提示し、エルナンデス側の15万1000ドル(約1510万円)を大きく上回った。

 和毅は7月に米ラスベガスで行われたプンルアン・ソーシンユー(タイ)とのV2戦を7回KOで勝利。その後、米国で継続的に試合を行っていくため、有力代理人のアル・ヘイモン氏と契約した。今回はヘイモン氏とパイプの太いウォリアーズ社が入札に参加。試合は11月1日に米シカゴで開催される興行で行われることが濃厚とみられている。