9月のノンタイトル再起戦を制した元世界2階級王者井岡一翔(25=井岡)が14日、大阪市内のジムで練習を公開した。

 大みそか開催が有力な世界戦の相手候補に、WBA世界フライ級王者ファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)と、同級スーパー兼WBO統一王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)が浮上。レベコは今月31日に防衛戦を控えており、井岡の父一法会長は「WBAとWBOが中心」と、両団体の動向を見ながら交渉を進める方針。念願の3階級制覇再挑戦へ、井岡も「先頭に立って盛り上げられるようにしたい」と力強く話した。