WBA世界フライ級王者亀田大毅に挑戦する元同級王者坂田健史(30=協栄)が2日、大毅戦決定後初めて公の場に登場した。東京・後楽園ホールで行われた協栄ジムの興行に来場し「やっと決まって気持ちもより引き締まってきた」とほおを緩めた。今後、坂田は試合を挟まず大毅戦を迎える予定で、試合日が決まればハワイに走り込み合宿に行く計画だという。金平会長が「坂田も人生が懸かっているし亀田家は大舞台に強い。侮れない」と戦闘モード突入。坂田も「それなりの覚悟です」と表情を引き締めた。興行ではリング上で「強い王者ですが必ず勝ってもう1度世界王者になりたい」とあいさつし、拍手を浴びていた。