序盤としては13年初場所(4大関)以来の大関総崩れだ。

 地元の期待を背負う豪栄道(28=境川)は、押し相撲で新三役の玉鷲に突き出され「もっと出てまわしを取らないと」と術中にはまり初黒星。黒星先行の稀勢の里(28=田子ノ浦)は、うめきながら「頑張ります」と言うのがやっと。栃煌山に敗れ全勝ストップの琴奨菊(31=佐渡ケ嶽)は「しょっぱい相撲。(総崩れの)最後が一番、情けなかった」。