大相撲の大関豪栄道(29=境川)が18日、右肩鎖(けんさ)関節を剥離骨折していることを明かした。群馬・高崎市での春巡業で取組から外れ、土俵入りはしたものの、相撲を取ることなく引き揚げた。

 豪栄道に続き、上位陣が相次いで稽古を休んだ。大関琴奨菊(31=佐渡ケ嶽)はけがの治療を優先し、関脇照ノ富士(23=伊勢ケ浜)は腹痛のため通院。横綱日馬富士(31=伊勢ケ浜)は稽古場に姿を現すも、風邪の症状を訴え病院で点滴を打った。いずれも取組には参加したが、尾車巡業部長(元大関琴風)は「気温も上がったり下がったりしているから。でも(欠席が)多いなあ」と嘆いた。