「平成の猛牛」の異名を持つ幕内力士が、アイスの取り持つ甘～い縁でゴールイン！　大相撲の前頭豊響（３０）が６日、東京・足立区の境川部屋で婚約会見を行った。突き押しが身上の豊響がハートを射止めたのは、大阪市在住で旅行会社勤務の平井里由貴（りゆき）さん（２６）。年内には婚姻届を提出し、来年２月に挙式を予定している。

　なれ初めは５年前の春場所。会場の大阪府立体育会館内でアイスクリームの売り子をしていた里由貴さんに、豊響が一目ぼれした。共通の知人を介し電話番号やメールアドレスを交換。遠距離恋愛ではあるが、その年末から「電車道？　いや突き押し」（豊響）一辺倒で交際が始まった。

　プロポーズは、夏場所千秋楽翌々日の先月２６日。大阪でのデート中、コンビニの駐車場で「結婚してください」と車中の告白。「はい、お願いします」の返事をもらい、そのまま結婚指輪を買いに行った。「身の引き締まる思いです。まだ達成していない三役目指して頑張ります」。一生の伴侶を得て、突進相撲に磨きをかける。