大相撲の新大関照ノ富士(23=伊勢ケ浜)が自らの歩みと重ね合わせ、なでしこジャパンのW杯2連覇を期待した。新弟子だった11年になでしこが初優勝、自身も負けじとこの4年で大関にまで昇進した。「長いような、短いような」としみじみ話した。決戦の笛が鳴る6日午前8時ごろは稽古の予定だが、試合結果はいつも欠かさずチェックしており「なでしこジャパン頑張れ!」とエールを送った。

 5日は宝富士、誉富士と24番で23勝と、史上9人目の新大関優勝を狙う名古屋場所(12日初日、愛知県体育館)に向け、調整も順調だ。今日6日からは田子ノ浦部屋に出稽古する。「違う相手とやるのもいいね。ちょっと違う筋肉を使うから」と笑顔で話した。