大相撲名古屋場所(12日初日、愛知県体育館)の新弟子検査が6日、名古屋市内の病院で行われ、強豪の埼玉栄高出身の光内洸太(19=阿武松)と、東京・六郷工科高出身の川合宣生(18=佐渡ケ嶽)の2人が、体格基準の167センチ、67キロをクリアした。

 体重がギリギリの67キロだった川合は、中3まで東京・大田区相撲連盟で稽古に励んだ。当時一緒に汗を流していたのが、ものまねタレント・コロッケの次男・滝川歩さん(19)。滝川さんは昨年佐渡ケ嶽部屋へ入門し琴滝川として序二段まで上がったが、今年4月に右肩のけがもあって無念の引退。滝川さんから「頑張れよ」と激励を受けたという川合は「僕は、ものまねはないです」と言いつつ「一番強くなりたい。貴乃花親方が憧れ」と話した。得意技は、右からの出し投げ。「一瞬で勝負が決まって分かりやすい」と、相撲の魅力を語った。