大相撲の幕内遠藤(25=追手風)に復調の気配が漂ってきた。7日、埼玉・草加市内の部屋で関取衆らと計23番(18勝5敗)。

 左膝の大けがや右足首痛を負った昨年以降は満足に調整できずにいたが、夏巡業後は連日20番以上を取っており「だいぶ良くなってきている。これだけ休みなしに稽古を続けてこられたのは、本当に1年ぶりぐらい」と笑みものぞかせた。師匠の追手風親方(元前頭大翔山)からも「場所前に20番取れるのはケガしてから初めて。一番いい」と太鼓判。それでも「悪化しないように気を付けたい」と、慎重に調整を続けていく。