大相撲の冬巡業は20日、ナイターで沖縄県宮古島市で8年ぶりに開かれ、各力士が「沖縄」を楽しんだ。

 来年初場所の新三役が濃厚な正代が、踊りに挑戦した。打ち出し後、部屋の兄弟子の幕下豊ノ島らと土俵周りに集まって、訪れた観客らとともに宮古島の伝統の民謡「クイチャー」を見よう見まねで踊った。簡単な6拍子のリズムで、豊ノ島は楽しげに踊るも、正代は悪戦苦闘。「自分のリズム感のなさを痛感しました」と苦笑いだった。