横綱稀勢の里が幕内最多63回目の対戦となった琴奨菊を突き落として、弟弟子の高安とともに全勝を守った。

 頭から当たったが「それ以上に相手が出てきた感じがする。ギリギリのところだった」と大関復帰を目指す宿敵に押し込まれた。それでも、土俵際で冷静に左から突き落とし。「しっかり集中した」と先場所、唯一敗れた相手に雪辱した。