日本相撲協会が1日、夏場所(14日初日、東京・両国国技館)の番付を発表。横綱稀勢の里(30=田子の浦)は東京・江戸川区の同部屋で会見を行った。

 日本出身力士では01年名古屋場所の貴乃花以来16年ぶりに東の正横綱となった。「これからという気持ちです。(番付発表で)いよいよ2週間前だなという感じ。この2週間でだいぶ変わると思います」。3月の大阪場所で負った左肩付近の負傷の影響で、巡業を全休した。気になる回復具合を「上向きですよ。痛みもほとんどない」と説明した。

 初優勝から3連覇がかかる。「何があるかわかりませんけど(出場は)大丈夫じゃないですか。焦らずしっかりやっていく。力まず1日1日をしっかり過ごしていきます」と意欲を語った。