大相撲夏場所は28日に千秋楽を迎え、懸賞の総本数は2153本で過去最多だった2015年秋場所の1979本を上回った。人気を集めていた横綱稀勢の里が11日目から休場したが取りやめは少なかった。大関とりに挑んだ関脇高安らに変更されたものが多く、本数は当初の見込みより大幅に減少しなかった。

 日本相撲協会の担当者は「稀勢の里関の人気がすごいのと、休んでからは(稀勢の里指定の)半分は高安関に移った印象。高安関がいたのが減らなかった要因だと思う」と話した。