大相撲秋場所千秋楽の24日、東京・両国国技館で三賞選考委員会が開かれ、各賞の受賞者が決まった。

 殊勲賞は、千秋楽まで優勝争いを演じる横綱日馬富士と大関豪栄道の2人を倒した西前頭5枚目の貴景勝(21=貴乃花)が初めて受賞した。

 敢闘賞は、1横綱1大関と2関脇1小結を倒した東前頭3枚目の阿武咲(21=阿武松)が2度目の受賞。新入幕の東前頭16枚目の朝乃山(23=高砂)は「条件付き」で、千秋楽で千代大龍に勝って10勝に乗せれば初めて受賞する。

 また、関脇嘉風(35=尾車)が4度目の技能賞を獲得した。