8場所連続休場中の横綱稀勢の里が、十両志摩ノ海と千代の海に約20分、胸を出した。土俵中央で受け止める形のぶつかり稽古で両力士を何度も転がし「もう終わりか」などとハッパを掛けた。

 今回の巡業中は相撲を取っていないが、3日ぶりに土俵に上がって胸を出した。会場を去る際に「だいぶ動いてきました」と、状態が上向いている実感があることを明かした。