貴景勝が1月の初場所に続く2度目の小結で、三役初の勝ち越しを決めた。

立ち合いで妙義龍にぶつかり、すかさず引き落とし。わずか1秒4で、5戦4敗の序盤戦から巻き返す8勝目を奪った。「腐らずに積み上げてきた結果。(土俵下の)控えに座ってから1日15分、集中力を切らさずにやってきた」。千秋楽で逸ノ城が敗れた場合、入れ替わりで来場所は新関脇となる可能性も出てきた。