正代が今場所初めて3大関安泰のトリを飾った。本人は「かど番なんで自分のことで精いっぱい」と必死だった。

宝富士得意の左四つで攻められたが、うまく左からすくいながら寄り切った。新大関の11月場所を左足首のけがで途中休場。不安もあっただけに序盤の4勝1敗を「場所に入る前を考えると自分の中では上々かなと思います」。全勝は平幕3人だけに、大関の存在感を発揮していく。