[ 2014年5月12日15時55分 ]日本代表の最終メンバー23名を発表するザッケローニ監督(撮影・狩俣裕三)

 日本サッカー協会は12日、W杯ブラジル大会(6月12日開幕)のメンバー23選手を発表した。

 無数のフラッシュがたかれる中、アルベルト・ザッケローニ監督、原博実専務理事らが都内で会見に出席した。

 ザッケローニ監督は選考基準について、才能、団結力を考えチームの和、2つ以上のポジションができること、タフなスケジュールをこなせるフレッシュな選手などを挙げた。

 また、リアクションサッカーではなく主導権を持ったサッカーを重視し、FW大久保、FW斎藤ら特長のある攻撃的な選手をより選出した様子。

 「23選手は前の段階で固まっていたが、最後の最後まで考えたいということで、この前も広島に視察にいった。ボランチを1枚多く連れていこうか、そうするとFWをけずるか、DFをけずるかで悩んだ。(最後は)攻撃的な選手を多く連れていこうと。ブラジルで主導権をもってやるのは、このメンバーで正しいと思う」と話した。