[ 2014年6月20日9時51分 ]ギリシャ戦の前半、ジャンプしてトラップする長友(撮影・PNP)<W杯:日本0-0ギリシャ>◇1次リーグC組◇19日◇ナタル

 日本代表DF長友佑都(27=インテルミラノ)は、何度も左サイドからクロスを上げたが、得点に結びつかなかった。FW香川を先発から外し、FW大久保が前線の左サイドに入った戦術については「前半からしっかり守備をしながら、前線からプレスをはめていく意図があった」と明かした。

 また、前半途中で10人になったギリシャに対しては「前半からいい形で崩せていた。もっと前に仕掛けていこうと話していた」と話した。守備を固めるギリシャを崩せず「入りはチームとしてもまとまって、プレスもできていた。でも点がとれなくて、結局は勝てない試合だった。チャンスを作りながらも得点できていないので、悔しい」と反省していた。

 1次リーグ3戦目のコロンビア戦に向けては「最後のパス、シュートの精度を高めていかないと試合には勝てない。そこを高めていきたい。持ち味であるアグレッシブさを見せたい。自分らしいプレーを見せることが、支えてくださった方、サポーターの方への恩返しになると思う」と前向きに話していた。