SKE48松井珠理奈(20)が、優勝を逃して本気の涙を流した。

 松井は木本花音(20)後藤理沙子(20)高木由麻奈(24)福士奈央(18)とユニット「IDOL NO OWARI」を結成。音楽や映像編集に長けた高木の映像演出によるダンスパフォーマンスから、「賛成カワイイ」、「前しか向かねえ」とつなぎ、真剣勝負で盛り上げた。

 審査員、ファンらの採点による順位は、夜公演では1位だったが、昼公演1位の「STRAWBERRY PUNCH(ストロベリーパンチ)」(内山命、日高優月)との優勝決定戦は1点差で惜敗した。ブリブリのアイドル性とは裏腹に、ステージ外でのおじさん臭さを併せ持つ「色ものユニット」に敗れたことが、松井にとってはよほど悔しかった様子。「全力でやってきた私の9年間何だったんだろう…」と、ステージに倒れ込んで悔し泣きした。

 ユニット仲間の木本が11月いっぱい、後藤も年内で卒業を発表しており、はなむけの勝利を期していた。「(2人が)最後の大きいコンサートだったので、申し訳ないないなって思った」と話していた。