映画「TAJOMARU(タジョウマル)」(中野裕之監督)が12日、初日を迎え、主演の俳優小栗旬(26)ら出演者が都内で舞台あいさつを行った。芥川竜之介の小説「藪(やぶ)の中」を原作に、室町時代の乱世を生きる大盗賊の姿を描く。小栗は「ついに公開されたんだなという感じ。(撮影は)毎日合宿状態で、久しぶりに集中して作れた作品です」と手応えたっぷりの様子だった。

 ほかにヒロイン役の柴本幸、田中圭、松方弘樹、荻原健一らが出席した。