堺雅人(36)が主演し、仲間由紀恵(30)がヒロインを務める映画「武士の家計簿」(森田芳光監督、今年公開)の撮影現場がこのほど、京都で公開された。夫婦役の2人の婚礼場面で、仲間は映画初の白無垢(むく)姿を披露。堺演じる武士が花嫁の美しさに緊張するというシーン。同作は、江戸末期に加賀藩に実在した御算用者(ごさんようもの)と呼ばれる会計専門の下級武士を描いた作品。1月下旬に撮了し、年内公開予定。
太秦の松竹京都撮影所のスタジオに、白無垢、角隠しの仲間がしずしずと入って来る様子は、本当の婚礼のようだった。映画初で約5キロもある白無垢について、撮影後の会見では「年々重みを感じています。今も左肩がこっています」と笑わせた。昨年12月にクランクインしたが、仲間はこの日で2日目。いきなり、前半の見せ場の撮影だったが、余裕のほほえみを見せた。
婚礼では、堺演じる武士・猪山が、花嫁・お駒を見て緊張してしまうが、堺も仲間の美しさに「あまりにもきれいすぎて、身に余る光栄です。直立不動で緊張する設定で良かった」と感嘆した。また、遅れて合流した仲間が、前日、保津川で友禅流しのシーンを撮影したことに触れ「いきなり最初からヘコんだかもと思いましたが、その前は北アルプスで撮影したそうで、僕の知らない修羅場をくぐっている」と、花嫁への気遣いも忘れなかった。
この日は猪山の両親役の中村雅俊、松坂慶子をはじめ、草笛光子、西村雅彦がそろい、そろばん侍一族の猪山家が勢ぞろいした。




