「ハンガー・ゲーム」シリーズなどで人気のオスカー女優ジェニファー・ローレンスをはじめとするセレブのセクシーなプライベート写真がハッキングされてネットに流出し、ハリウッドは戦々恐々となっています。先月31日に掲示板サイト「4chan」に、ローレンスらセレブと思わしき女性たちのヌードや下着姿の写真が掲載され、そこから一気に拡散。様々なサイトに恥ずかしい写真が大量にばら撒かれてしまったローレンスの広報担当者は、「著しいプライバシーの侵害で、(流出した)写真を掲載した者は誰であっても告訴します」とのコメントを発表し、流出した写真がローレンス本人だったことを認めています。

 他にも、リアーナ、アヴリル・ラヴィーン、キルスティン・ダンスト、ケイト・アプトン、アリアナ・グランデ、ガブリエル・ユニオン、ヘイデン・パネッティーア、サッカー女子代表のホープ・ソロら数多くのセレブが被害にあった模様で、ローレンスの写真も公開されたのは一部で他にも際どい写真を多数所有しているといわれており、今後もさらなる流出が続く可能性があります。犯人は写真を入手した著名人の一覧を公開し、掲載しないこととの引き換えに仮想通貨「ビットコイン」を要求していると言われています。流出した写真の全てが本物ではない可能性もあり、どこまで犯人の脅しが続くのか分かりませんが、セレブのプライベート写真の流出はこれまでも度々起きています。一昨年にはスカーレット・ヨハンソンの携帯電話がハッキングされ、ヌード写真が流出した事件でFBIはフロリダ在住の男性を逮捕しています。しかし、今回の流出は米アップル社のクラウドサービス「iCloud」のアカウントがハッキングされて流出したものだと報じられており、アップルユーザーの多いハリウッドでは大きな衝撃になっています。自撮りブームで気軽にiPhoneで写真撮影する昨今、ヤバい写真が携帯に入ったままのセレブたちは今ごろその削除に躍起になっているのではないでしょうか?!

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