大島優子(26)がアニメ映画「それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ」(矢野博之監督、7月4日公開)でゲスト声優を務め、名曲「アンパンマンたいそう」をゲストとして初めて歌うことが30日、分かった。「小さい頃によく聴いていた『アンパンマンたいそう』に参加できて、とても光栄です」と意気込んでいる。

 大島は元気なランプの精霊の女の子ミージャを演じる。とってもかわいく元気いっぱいの性格と、何よりルックスがそっくりという理由で起用された。「とても、うれしいです。私がいつの日か母親になった時に、子供に自慢します。ミージャを、みんなに元気をあげられるキャラクターにしたいです」と、母性本能をくすぐられたようだ。

 さらに、13年10月に亡くなった原作のやなせたかしさん(享年94)が作詞した「アンパンマンたいそう」を、映画27本目にしてゲスト声優として初めて歌う。子どもの頃、誰もが1度は聴くであろう名曲を、アンパンマン(声・戸田恵子)らと声を合わせて歌うという。

 AKB48時代に数々の歌を歌ってきたが、子ども向けの歌を歌った経験は、あまりないという。「小さい頃、歌ったり踊ったりするのが大好きでした。童心に帰るような気持ちで歌いたい」と意欲満々だ。

 子どもの頃には、「アンパンマン」が大好きな友達の誕生日に「アンパンマン」のケーキをプレゼントしたことがあるという。「私もアンパンマンのお友達に…。アンパンマンが大好きなみんなとも、お友達になれるなんて、とてもうれしいです」と喜んだ。

 ★「それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ」 クリームパンダとコキンちゃんが拾った不思議なランプから、ランプの精霊の女の子ミージャが現れた。魔法の力でランプの中に入った3人だったが、ミージャの魔法の腕輪が割れてしまい外に出ることができない。腕輪を直そうと、ケンカしながらも遠い魔法の泉を目指す3人を救うため、アンパンマンはランプに向かう。そこに魔法の力を利用しようと、ばいきんまんもやってきた。