喉頭がんで療養中の音楽プロデューサーつんく♂（４６）が４日、プロデューサーを務める近大（大阪府東大阪市）の入学式に出席し、声帯を摘出したこと明かした。

　母校、近大の入学式プロデュースは、昨年に続いて引き受けた。しかし、昨年は療養中のため出席できず、ネット中継で式を見守った。この日は壇上で司会者からの「以前の入学式と比較してのどうですか」の質問に、ＬＩＮＥを使ったツイートで「元気な感じがしましたね」と即応した。最後はギターを弾き母校の校歌を演奏した。「キンキ、キンキ」と口を動かし、新入生と一体となった。

　生きる覚悟を見せ、後輩たちを激励した。