フジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」などを担当するフリーテレビカメラマンの辻稔氏(47)が、5日に宮崎サンシャインFMでラジオ番組「極楽とんぼ 山本圭壱のいよいよですよ。」をスタートさせた元極楽とんぼの山本圭壱(47)に対し「謝罪がなかった」と残念がった。

 辻氏は6日に自身のブログを約10カ月ぶりに更新。「山本圭一の冠ラジオ、聴きました。正直、????でした」と書き出した。「これまでの9年間についての気持ちとか謝罪とか、我々が聞きたいような内容のコメントは一切なかった」と苦言を呈した。「(元相方の)加藤浩次にも、めちゃイケメンバーやめちゃイケスタッフに対しても何も気持ちを伝えてくれなかった。それだけに個人的には非常に気持ちが悪かった」と昔の仲間にケジメをつけなかったことに不快感を示した。また「第1回放送だからこそ、そのあたりのケジメを短くてもイイから最初にしっかり付けてから弾けてほしかった」との思いをつづった。

 「僕は、めちゃイケのスタッフなので、それなりの気持ちもあります。復帰に向けてどんな言葉を発信するのか?気になって今日もロケの合間にリアルタイムで少し聞いたりしていました」とかつての仲間である山本に未だ思いがあることを明かした。

 辻氏は「僕は厳し過ぎるのか・・・」と前置きした上で「面倒な事でも避けてはいけない事があるし、下げなきゃいけない頭もあると思う」と主張。また、芸能人としての山本について、「彼の笑いの才能やセンスは認めているし、信頼もしているし、何といっても極楽とんぼ 山本圭一との歴史に僕は誇りに思っています。芸人山本が大好きです」と思いを明かした。だからこそ「男らしさを見せてほしかった。この放送を聞いて、ちょっとがっかりしました」とケジメを欠いた山本に失望感を示した。

 最後に「僕は心の底から彼のめちゃイケ復帰を願っています。でも、今のままなら、無理かもしれないなぁ・・・。そんなところも含めて、人間として大きくなって、這い上がってきてほしい・・・。待っている。願っている」と思いを馳せた。「第2回目も必ず聞く」といい、次回の放送で“ケジメ”をつけてくれることに期待を寄せた。