作家の百田尚樹氏(59)が、「アホらしくなったので、小説家を引退します」と発表した。

 「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない」といった発言で物議をかもした百田氏。これまでにも過激な発言で賛否を呼ぶことが多く、批判を浴びることも少なくなかった。

 そうした状況に嫌気が差してか、百田氏は17日にツイッターで、「マスコミやジャーナリストや文化人たちが百田尚樹をつぶそうと躍起になっています。ネガティブイメージキャンペーンに命がけです。 アホらしくなったので、小説家を引退します」と宣言した。

 さらに「Amazonの評価も組織的にひどい点数を付けられているし、マスコミや文化人たちは、百田尚樹のイメージを下げて本を売れなくするのに命がけです」「僕のイメージを下げるのに毎日必死でツィートしてる作家(?)もいる」と“被害”を受けていることを明かし、「百田が引退しても自分の人気は上がらない。他人を下げる努力をするよりも、自分を上げる努力をすればいいのに」とチクリと刺した。

 百田氏はこれまで、60歳で引退すると公言してきたが、58歳だった2014年12月には「もともとデビューした時、十年で引退と思っていた。来年で九年。一年早く辞めたってどうということはない」と引退時期の繰り上げも示唆していた。