綾瀬はるか(30)が24日、都内で行われたNHK大河ファンタジー「精霊の守り人」(来月19日スタート、土曜午後9時)の会見に出席した。人と精霊が共生する世界を舞台に、女用心棒が、命を狙われている王子を守る冒険を描く。綾瀬が主演を務める。

 収録では、やりを使った殺陣や川に飛び込んだりとアクションシーンがふんだんにあった。「やりの重みで自分の体が振り回されるので、足の筋肉を付けないと踏ん張れないから(収録スタートの半年前から)筋トレを毎日してました」。また「朝から夜までアクションシーンをまとめて撮っていたので、夏の部活の合宿みたいで、帰ってバタンと倒れて寝るという撮影。完成してワクワクしています」と振り返った。

 中学時代はバスケット部で、陸上部の助っ人として駅伝大会にも出場したほどスポーツは得意だ。それでも収録は大変だった。「足場が砂浜みたいで、すごい大変で、1日目で心が折れそうになりました。次の日に歩けなくなるくらい筋肉痛で。筋トレしてたのに」と苦笑いした。

 完成した第1話では華麗な殺陣を披露している。「アクションは努力した点の1つです。もっともっとアクションを頑張りたい」と意欲を示した。

 共演の高島礼子(51)は「はるかちゃんの立ち回りを見て、今の(ドラマの)アクションのレベルは高いと思いました。吹き替えもなしにやっちゃうんだなとびっくりしました。レベルが高い」と綾瀬のアクションシーンを絶賛した。

 放送期間は3年で全22回。シーズン1は来月19日から4回放送され、シーズン2は17年、シーズン3は18年に放送する。