「好感度」を捨てた吉本新喜劇座長の小籔千豊(42)が、熱血キャラの松岡修造氏にケンカを売った。

 小籔と、山里亮太(38)がメーン進行を務めるABCテレビのトークバラエティー「ハッキリ5~そんなに好かれていない5人が世界を救う~」(日曜午後11時15分=4月10日スタート)は初回収録を終え、その模様が22日、同局から発表された。

 小籔は「今、言いたい相手」に松岡修造氏をあげ「頑張れ、頑張れ言うけど、全員、頑張れると思うなよ。誰もがあなたみたいな人ではないと、バシッと松岡さんに言いたい」。松岡氏のお株を奪う“熱さ”で、対抗心をむき出しにした。

 小籔によると、この世の中には、自身や山里らのように「心に陰鬱(いんうつ)としたものをお持ちの方」と、松岡氏のような「心が真っ白な方」と、両方が存在するという。「松岡さんのような心が白い方には、自分とは違うこういう人格の人もおるんや、と思っていただけたら」と話す。

 番組は2人に加え、鈴木拓(ドランクドラゴン)、黒沢かずこ(森三中)、板倉俊之(インパルス)の「嫌われることをいとわず、はっきり言いたいことを言う」5人が出演。毎回、テーマに沿い、言いたい放題しゃべり尽くすもの。4月10日放送の初回分は「女」「芸能界」「プロ」をテーマにトークが進んだ。

 小籔は「乳をでかく見せたがるのはアホの所業。男からすれば乳がでかいから結婚したいとは思わない」とバッサリ。山里は「男女の友情なんて絶対ない。どっちかに必ず性欲がある。少なくとも僕は、1対1になったら絶対、相手を性の対象としてみています」と持論を展開していた。

 同番組は関西地区での放送だが、テレビ番組無料放送サービスの民放公式テレビポータル「TVer(ティーバ)」で、キャッチアップ配信を予定。4月10日の初回放送分から、毎週日曜日に関西地区で放送された後、同サービスを利用すれば全国で視聴可能。