映画「プリティ・ウーマン」(90年)のゲイリー・マーシャル監督(81)が、現地時間19日に亡くなった。81歳だった。

 マーシャル監督はカリフォルニア州バーバンクの病院で肺炎の合併症で亡くなったと代理人がコメント。マーシャル監督は脳卒中で倒れて入院していたという。

 マーシャル監督は1960年代から監督、脚本家、俳優として活躍をスタート。「プリティ・ウーマン」のほかにテレビシリーズ「おかしなカップル」の監督を務めて、エミー賞にノミネートされた。最近では豪華キャストの出演する「バレンタインデー」(10年)、「ニューイヤーズ・イブ」(11年)を手掛け、母の日がテーマの「Mother’s Day」(16年)が遺作となった。

 マーシャル監督の悲報を受けて、これまで一緒に仕事をしてきたセレブたちがそれぞれ哀悼の意を示しており、ヘンリー・ウィンクラー(70)は「ゲイリー・マーシャル、安らかにお眠りください……私のプロの人生に感謝しています。あなたの忠実さ、友情、寛大さに感謝します」とツイート。さらにアシュトン・カッチャー(38)は、「僕は友人で、指導者を失った。僕たちは美しい男性で優れた語り手を失った。ゲイリー・マーシャル、愛しています。あなたがいるところに僕も行けることを願っています」と、リア・ミシェル(29)は「素晴らしいゲイリー・マーシャルが亡くなったのを聞いてとても悲しいです……あなたがいなくて寂しいです」とつぶやいている。【ハリウッドニュース編集部】