お笑いタレント土田晃之(51)が3日、フジテレビ系「ぽかぽか」(月~金曜午前11時50分)に出演。出身地埼玉県の代表のように扱われることに不満があると話した。

都道府県対抗戦のようなバラエティー番組があると埼玉県の大将のような扱いを受けることが多いこともあって、番組MCハライチ岩井勇気(37)から「俺が埼玉のことを話さなければ誰がする!っぽい」と質問されて、迷わずに「×」の札を突き出した。

意外な反応をした土田に出演者全員が驚く中「これこそ、誰かに出てきてよ、と思ってる」と叫ぶように話し「もう何十年、千葉と埼玉の戦争戦ってると思ってんの?」と語った。同じく埼玉県出身のハライチ澤部佑(37)と岩井が大笑いした。

岩井も「(澤部と)オレたちも呼ばれるんですけど、埼玉、って何もしゃべることがないんですよね」とため息をついた。土田は「いろんな番組に出て、少しずつ武装してきたんスよ。埼玉、って文化が違う。東京寄りと群馬寄り。僕ありがたいことに東京寄りの大宮に住んでいて、高校が深谷、っていうほぼほぼ群馬。だからどっちの文化もわかるので(番組に)呼ばれる機会が多い」と育った環境に恵まれたことを説明した。

さらに「(千葉と)僕は戦いたくないんです。仲良くしたいんです。嫁は千葉の人ですよ」と話すとスタジオは大きな拍手に包まれた。土田は「だから(埼玉の)武器を持っている人、早く出てきてもらいたい」と懇願し「たぶんですけど、来月もそういう仕事、あるっぽいです」と番組の質問らしい言葉で締めた。