覚せい剤取締法違反の罪で起訴、追起訴された元俳優の高知東生被告(51)の保釈から一夜明けた30日、夕方までの時点で、都内の自宅には戻らなかった。自宅前には多くの報道陣が詰めかけたが、屋内には人がいない様子。夕方にはミニバンに乗った男性2人が自宅へと入った。「(同容疑者夫婦の飼う)ネコにえさをあげに来た」と話し、去っていった。

 高知被告の経営する横浜市内のエステ店も依然として休業状態で、店の看板などは残されていたがこの日、人の気配はなかった。関係者によると、妻の女優高島礼子(52)はこの日も主演するテレビ朝日系連ドラ「女たちの特捜最前線」撮影で京都に滞在したという。近々クランクアップした後、高島は東京に戻り、高知被告側と離婚を視野に入れた協議をするとみられる。