20代スターの発掘を目的にした「第1回ミス美しい20代コンテスト」の受賞者が29日、都内で発表された。「全日本国民的美少女コンテスト」で10代のスター候補を発掘してきた芸能プロ「オスカープロモーション」が主催する新たな試み。約4万人の応募があり、グランプリに決まった福岡大3年の是永(これなが)瞳さん(21)らがお披露目された。

 是永さんは大分県生まれで小6から始めた空手で高2と高3の時に全国ベスト16。大学進学後も昨年まで全国大会に出場していた。一方で同大のミスキャンパスグランプリにも選ばれている。この日も「空手が東京五輪の種目になったので、声援を選手に伝える懸け橋となるリポーターなど、スポーツに関わる仕事もしたい」と意欲を語った。オスカープロでは、20歳を超えてから所属した女性タレントはデビュー後5年は恋愛禁止のルールがあり「この業界に入ったからには、仕事しか見ない。男性も5年間は女性として見ます」と笑った。

 同プロ所属の武井咲(22)剛力彩芽(24)河北麻友子(24)も祝福に駆けつけた。武井は「頑張れば夢をかなえてくれる人が大勢いる」、剛力は「楽しむことが何より」、河北は「私でも仕事をしている。安心して」とアドバイスした。

 準グランプリは中谷モニカさん(23)奥山かずささん(22)、モデル賞は西本有希さん(23)、審査員特別賞は宮本茉由さん(21)に決まった。