倉科カナ(28)三浦翔平(28)がドロドロの恋愛劇に挑戦することが16日、分かった。来年1月スタートのテレビ朝日系連続ドラマ「奪い愛、冬」(金曜午後11時15分)で、倉科がヒロイン、三浦が婚約者を演じる。倉科の連続ドラマ主演は12年TBS系「花のズボラ飯」以来5年ぶり。

 倉科が演じるデザイン会社社員は、三浦演じる後輩社員と婚約したが、元彼の出現で、しだいにその男性に心をひかれていく。しかも男性には妻がいた。ヒロインと婚約者を中心に元彼も加わった禁断の恋愛劇が展開。激しいラブシーンも登場。自制しようとする気持ちと裏腹に元彼への愛を再燃させる難役に挑戦する倉科は「自分の中の毒素をできるだけデトックスしてベストな状態で取り組めたら」と言い、「ラブストーリーの経験が少ないので、気恥ずかしさも感じています。でもそこを乗り越えて『この人も好きだし、あの人も』という心の機微を表現したい」と意気込んでいる。

 嫉妬心が強まり、嫌な自分になっていく男を演じる三浦は「愛というものは何だろうという軸がしっかり描かれているのですごく楽しみ」と言い、「どんどん狂気じみていく役。今までの僕のイメージを変える役になりそうです」と話す。

 脚本は人気放送作家の鈴木おさむ氏(44)が手掛ける。「見てくれる人の予想をいい意味で裏切り続けるハイスピードの激しい恋愛ドラマ。奪い合う愛に正義はないかもしれませんが、その先に真実の愛が見えてくる…はずです」と話す。