綾野剛(35)が26日、東京・TOHOシネマズ新宿で、公開中の主演映画「新宿スワン2」(園子温監督)の大ヒット舞台あいさつに出席した。

 21日に公開され、初週の週末だけで興行収入1・6億円の好スタートを切った。ヒットに加え、この日は綾野の35歳の誕生日。客席を埋めた多くの女性ファンから「おめでとう」と声をかけられ「35歳になっちゃったねえ~」とおどけた。

 イベントには、所属事務所の後輩のmiwa(26)と坂口健太郎(25)が巨大なケーキと一緒に駆けつけ、綾野の誕生日を祝った。

 2人はこの日、同じ会場で映画「君と100回目の恋」(2月4日公開、月川翔監督)の女子高生試写会イベントに出席予定で、登場を知らされてなかった綾野は「うそでしょ? マジで? めちゃくちゃうれしい」と感激した。

 坂口は綾野について「偉大な先輩。連絡をくれるときがあって、自分を奮い立たせてくれる」と頼もしい先輩への感謝を口にした。miwaも「私の誕生日のとき、横浜アリーナ(の公演)でビデオメッセージをサプライズでくれた。それがうれしかった。綾野さんのお誕生日にサプライズ返しできてよかった」と祝福。それを聞いた綾野は「こんな娘が欲しいなぁ~」と笑わせた。

 25日には、前作や「闇金ウシジマくん」シリーズなどで共演している山田孝之(33)ら、友人から誕生日パーティーを開いてもらったという。「誕生日を祝ってくれた。『今日、舞台あいさつがある』って何度も言ってるのに、(山田が)『主役が酒を飲まないでどうするんだ』って散々、追い掛け回されました。楽しかったですね」。愛されぶりを実感した綾野は、連日の祝福に「年ですかね、こういうのでグッと来ちゃうのは」と涙を抑えるのに必死だった。