女優の神田沙也加(30)が、30日に大阪市内の劇場で行った単独初主演ミュージカル「キューティ・ブロンド」の千秋楽公演後にファンやマスコミへの応対をしなかったことについて釈明した。

 神田は27日の公演後は、楽屋口に集まったファン約100人を出口まで招き入れてサインをしたり、1人1人にあいさつするなど神対応を見せたが、30日の公演後は劇場周辺でファン約300人が待ち受けたがタクシーに乗り込み、劇場を後にした。

 神田は同日夜にツイッターで「無事に千秋楽を迎えられたと思いましたが、最後にお客様にお逢いできなかった事がとても心残りになってしまいました。私が行き届かず、お客様に気持ちの良い終わり方をして頂けなかったのならとても悔しいです。お待ち頂いていた皆様におわび致します」と謝罪。ファン対応について「わたしは元々、神対応とかしょっぱい対応とか意識した事もありません。時間と状況が許す限りは、作品を観に来てくださった皆様にお礼がしたいと思ってきただけです。出待ちではなく舞台の本編の方がメインな事は間違いないので、とにかく本番を楽しんでいただけるよう今日まで公演をしてきました」と説明した。

 同日公演後にファンと接することができなかったのは「報道の方の真横で対応する形になってしまうため、お客様のお顔がカメラに映ってしまうのも良くないですし、セット搬出のため敷地内にお客様を招き入れる事も出来ないと言われてしまい、何より近隣や会場のご迷惑になってしまうという判断で諦めざるを得ませんでした」と釈明した。