「人と人とのキズナ」の重要性を再認識しようというプロジェクト「KIDUNA

 ~Happy

 Drive~」(キズナ)のライブイベントが17日、大阪なんばHatchで行われ、趣旨に賛同したアーティスト8組が出演、JFL会員などから抽選で選ばれたファン700組1400人を魅了した。プロジェクトリーダーを務めた「Skoop

 On

 Somebody」(スクープ

 オン

 サムバディ)のTAKE(タケ)は「人や曲との出会いは大切、ポジティブな気持ちで向き合って」とキズナについてコメント、「Sha

 la

 la」などヒット曲を熱唱し、地元大阪のステージを盛り上げた。

 大黒摩季は「小さい頃は歌だけが友達だった。その音楽が自分と友達をつなぐロープのようなものになった。私たちの音楽が(人と人とをつなぐ)きっかけになれば嬉しい」と会場に語りかけた。代表曲「ら・ら・ら」を観客と合唱し、キズナを体現していた。

 また、レモンの被り物で会場を盛り上げた司会のDJ山本シュウは「(見知らぬ人でも)他人と思わず親戚のつもりで接して」と独特の言い回しで語りかけた。

 ほかに九州男、SEAMO、SOFFet、夏川りみ、Full

 Of

 Harmony、Leyonaがリレー形式で出演、最後に出演者全員でスティービー・ワンダーの「Isn’t

 She

 Lovely」を歌い、3時間を超えるライブを締めくくった。

 同プロジェクトは全国38のFM局が加盟するジャパンエフエムネットワーク(JFN)各局が10月に放送した特別番組から始動、各地域ごとに賛同アーティストとともにキャラバンを組み、この日、FM大阪と「JAF

 KIDUNAプロジェクト」の主催でライブを行った。

 この日の模様は23日午後7時からJFN加盟各局で放送される。(FM群馬のみ同日9時)