漫才師中田カウス(本名野間勝道)(59)に脅迫文が郵送されたことを受け、吉本興業は6日、大阪市中央区の大阪本社で記者会見した。

 同社の若林正裕常務は「一連の犯罪行為は到底許すことができない。強い憤りを感じている。一刻も早く犯人逮捕に至ってほしい」と述べ、「1日も早い解決を望みます」とするカウスのコメントを発表した。

 同社や大阪府警南署によると、脅迫文は3日にカウスの自宅に郵便で届いた。「舞台に立てないようにしてやる」と書かれ、役員名も挙げていた。カウスが南署に相談した。

 カウスは1月9日、大阪市中央区日本橋2丁目の路上で、車の助手席に乗って信号待ちをしていたところ、男に金属バットで窓ガラスを割られ、頭を数回突かれるなどして軽傷を負った。

 [2009年4月6日11時34分]ソーシャルブックマーク