作詞家阿久悠さん(享年70)と親交の深かった関係者を招いた「夢・歌・阿久悠を語る会」が18日、東京・ホテルニューオータニで開かれた。ペギー葉山、小林旭、和田アキ子、増田恵子、山本リンダ、堀内孝雄、石野真子、平松愛理、森山加代子ら歌手や、大野克夫、小林亜星、都倉俊一、平尾昌晃、森田公一ら音楽関係者を合わせ、約450人が出席した。

 週刊誌上で阿久悠さんの生涯をつづるノンフィクションを連載していた作家重松清氏によるトークライブや、元オフコースの鈴木康博、元ハイファイセットの山本潤子、元ふきのとうの細坪基佳による新ユニット「Song

 for

 Memories」のミニライブが行われた。

 阿久悠さんに関係する事業として、母校の明大では10月15日から企画展「阿久悠展」を開催し、「阿久悠記念館」の構想も進められている。また出身地の兵庫県洲本市ではヒット曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」をイメージしたモニュメントを来年3月に建立の予定。

 [2009年9月18日18時32分]ソーシャルブックマーク