演歌歌手水森かおり(37)が19日、東京・ヤクルトホールで開催された「松島紀行」カラオケ大会(決勝)に出席した。応募総数1000通の中から、予選を勝ち抜いた10人のカラオケファンが水森の「松島紀行」「黄昏のタンタラス」「虹の松原」の中の1曲を披露した。

 決勝大会後、水森はピンクのドレスで約550人の観客の前に登場。緑、青、赤などのペンライトが揺れる中「松島紀行」「鳥取砂丘」などメドレー含む計6曲を約30分間熱唱した。水森は「(カラオケ大会ということで)私が審査されているみたいで緊張した。出場者の方の歌を聞いて勉強になりました」と話した。

 今月18日、第43回日本有線大賞の発表がされ、水森は「有線音楽優秀賞」「ロングリクエスト賞」をW受賞した。MCから受賞の喜びを聞かれると、突然、観客と一緒に「万歳」を3回行い、喜んだ。今年を振り返り「1カ月公演(舞台)、ハワイイベントと初めてづくしの年でした。後は年末の紅白が決まれば最高」と目を輝かせた。

 [2010年11月19日16時59分]ソーシャルブックマーク