V6森田剛(32)が全米デビューする。宮本亜門氏演出の主演舞台「金閣寺」が、ニューヨークのリンカーンセンター・フェスティバルに招待され、7月21~24日まで公演を行う。俳優業では海外デビューとなる森田は「V6とは違う経験。怖いですが、楽しみの方が大きい」と晴れの日を心待ちにしている。

 リンカーンセンター・フェスティバルは96年にスタート。演劇、ダンス、音楽などの良質な作品を世界中から集め、毎年夏に十数本上演する。世界最高レベルの芸術フェスとも言われ、世界中からプロデューサーが集まる演劇界の一大イベントとして知られる。

 森田はV6などでアジアツアーを行っているが、歌手活動を含めて全米公演は初めて。ジャニーズ事務所のタレントとしては、香取慎吾が三谷幸喜作品でニューヨーク進出を果たしたのに続く、主演舞台での全米進出。森田は「どれだけすごいことか分かってない。未知の世界で不安もありますけど、どんな反応があるのか楽しみの方が大きいです」と話した。