演歌歌手神野美伽(46)が5日、東京国際フォーラムで28回目となる秋恒例のコンサートを行った。東日本大震災の起きた年に「今こそ日本人の正念場」を強く意識した内容で、88年前の関東大震災時に生まれた「復興節」を、2、3番をアレンジして歌った。

 昨年は夫で作詞家の荒木とよひさ氏(68)との別居、離婚の危機が報じられた直後のコンサートで、その点に質問が集中したが、笑って否定した。この日も「いかがですか?」の問いに、「今も荒木は京都にも住んでいますが、これがウチの形ですから。もう68ですから、間もなく(都内の)家にいる日も近いでしょう。そうなれば私がビシッとしますから。その時を楽しみにしています」と笑わせた。