歌手坂本冬美(44)が16日、東京・太子堂の昭和女大人見記念講堂で、デビュー25周年コンサート「~歌の夢

 歌の旅~MY

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 SONGS」を行った。同講堂での演歌系の公演は異例で、「また君に恋してる」で新境地を開いた冬美ならではの特別な1日となった。

 「あばれ太鼓」「夜桜お七」など自身のヒット曲だけでなく、ドレス姿で「地上の星」(中島みゆき)などポップス系の曲も数多く歌った。音楽、映画、舞台と多彩に活躍する立川直樹氏(62)が演出を手掛けた映像や照明は豪華で、約2000人のファンを圧倒した。冬美は「デビューの時はド演歌でしたが、これからも無理せず等身大で歌っていきたい」と話した。白いロングドレスでも歌い、「ウエディングドレスにも使えるものです」と笑顔で話したが、恋の方は「全然なんです」。