BS局テレビ番組で政治家107人と対談した漫才師、西川のりお(61)が2日、京都・祇園花月で、自著「橋下徹はなぜ大阪で独裁政治ができるのか?」の出版会見を開き、母親の生活保護受給問題で謝罪した次長課長・河本準一(37)に対し「真摯(しんし)に反省して」と語った。

 同じ事務所の後輩ではあるものの、「仲間うちでも間違ってるもんは、間違ってる言わなあかん。やっぱり、人間てルール守らなあきませんわ」。河本が会見で、故郷の津山市への福祉貢献をするとした発言には「見守っていく」とした。

 また、自身の政界転出には「選挙が…」。師匠・西川きよしの苦労を知っているだけに、「(選挙を経ていない)猪瀬直樹さんみたいな副知事(東京都)とか、僕、向いてると思う。松井(一郎大阪府知事)さん、僕、どうでっか?」とアピールしていた。