俳優満島真之介(24)が14日、東京・渋谷のNHKでドラマ「お葬式で会いましょう」(5月5日午前8時15分放送)の制作会見に出席した。

 母親(市毛良枝)の生前葬を舞台に起きる家族、親戚のてんやわんやを描いたホームドラマ。

 ドラマ初主演だが、収録現場の雰囲気が本当の家族のようで、「初めてタイトルロールの最初に名前が出てきたんですが、プレッシャーも力が入ることもなかった」という。

 満島が演じたのは、かつてトレンディードラマで脚光を浴びたが、以来鳴かず飛ばずで売れない俳優役。「トレンディードラマの時代に生まれたので、まさか自分がやるとは思いませんでした。しかも何て似合ってるんだと。生まれてくる時代を間違えたんじゃないかというくらい楽しかった」と笑った。

 兄役を演じた井浦新(39)は「この時代、家族でさえ共に過ごす時間がだんだん少なくなっているので、生前葬が家族や親戚が会うきっかけになるなら意味のあるものだと思いました」と話した。